軽度認知障害(MCI)のリスクを調べて認知症を予防するための
「MCIスクリーニング検査」
軽度認知障害(MCI)の兆候を早期に発見できるバイオマーカーを使った血液検査です。
認知症研究の第一人者である筑波大教授 朝田隆氏と共同で実施したコホート研究を通じて、株式会社MCBIが開発しました。このバイオマーカーを用いてアルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβペプチドの累積を間接的に評価することで、軽度認知障害(MCI)のリスクを調べます。
認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)での早期介入が重要!
アルツハイマー病は生活習慣病の一つと考えられるようになりました。生活習慣の改善や早い段階での介入によって、その発症時期を遅らせることや症状の進行を遅らせることができることが分かっています。予防には「早期発見」が重要です。
早ければ早いほど薬などに頼ることなく、日常生活の改善で予防することができます。予防法には栄養バランスの取れた食事や適度な有酸素運動、認知機能をアップさせる脳トレーニングなどがあり、認知機能の低下を改善する効果が認められています。
認知症予防に取り組むきっかけとなる検査 |
早期発見による高い予防効果 |
身近なかかりつけ医による検査 |
検査は採血のみ 検体は担当者が回収 |
検査結果や予防指導は 医師から受検者へ説明 |
自由診療のため、 健診やカウンセリングとの組合せも可能 |
☑ 50歳代以上の方
認知症発症者数は70歳代で急激に増えることが分かっています。
発症の約20年前からアミロイドβペプチドの蓄積が始まるため、自覚症状がなくても検査をお勧めします。
☑ 認知症への不安を抱いている方
健康診断と同様に、定期的に検査を受けることでご自身の状況を確認できます。
☑ ご家族が異変に気付いた場合
軽度認知障害(MCI)の状態では本人にも物忘れの自覚がありますが、
以前と様子が違うとご家族が気付いたときには、検査を受けることをお勧めします。
判定結果はリスクに応じてA~Dの4段階 A :1~2年に1回は検査を受けましょう B :1年毎の定期検診を受けましょう C :6ヶ月~1年毎の定期検診を受けましょう D :2次検査をお勧めします |
健康診断と同じように定期的に検査を受けることで、ご自身の変化を早い段階で気づくことができます。 健康な方でも高齢になるにつれて、認知症やMCIのリスクは自然と高まります。検査の結果に関わらず、生活習慣を改善し予防に取り組みましょう。 |