鼻からの内視鏡検査は痛くない?つらくない?と質問される患者さんがいらっしゃいます。
経鼻内視鏡は5.9mmと細径で、鼻から入っていくのでノドの奥の刺激が少なく、オエッとなりません。
実際にモニターで胃の中を見ながら、検査中に医師と話ができます。
鼻麻酔は患者さんの体質にもよりますが、麻酔のかけ始めに少し刺激感の出る場合があります。
また経口内視鏡で使用するノド麻酔や鎮静剤の注射も必要ありませんので、検査後、比較的短時間で日常生活に戻れます。
● 薬のアレルギーはありますか?
● 鼻血はよく出ますか?
● 血が止まりにくいことはありますか?
● 血液をサラサラにする薬を飲んでいますか?
● 耳鼻咽喉科で鼻が悪いと言われたことはありますか?
● 肝臓が悪いと言われたことはありますか?
※食事摂取は検査前日の夜9時までとなります。(但し、水やお茶などの水分接種は可能)
※鼻麻酔はスプレーで行います。 ※鼻麻酔はほとんど痛みはありませんが、刺激感の出ることがあります。
検査後は、検査結果や治療についての話を聞きます。(すぐに帰宅できます)
● わからないことがありましたら、遠慮なくお尋ねください。
● 帰宅後、痛みが強かったり、黒い便が出たりしたら、連絡するか、来院してください。
● 次回来院の指示がありましたら、必ず来院してください。
当院では、従来の口からの経口内視鏡と鼻からの経鼻内視鏡検査を選択できます。経鼻内視鏡では、ポリープ切除や止血処置はできません。
また、血液をさらさらにする薬を服用されている方や肝疾患で出血が止まりにくい方は鼻出血の危険性が増すため従来の経口内視鏡をおすすめします。
詳しくは医師におたずね下さい。